【RECAP】未来を創るIT人財〜NiX Educationコース視察ツアー
12月4日と5日の2日間にわたり、日本企業6社からなる視察団がベトナムの日越情報通信技術大学(VKU)およびフォン・ドン大学(PDU)を訪問しました。本視察は、NiX Educationが提供する「日本語特化システムエンジニア育成プログラム(G-JIT)」の進捗を確認し、学生との交流を通じて日越間の協力をさらに深める目的で実施されました。
NiX Educationでは、日越間の交流と連携強化を目指し、毎年2回、日本企業による視察ツアーを実施しています。この取り組みを通じて、学生と企業が直接交流する機会を設け、相互理解を促進しています。
Day 1: VKU訪問と学生交流
視察初日、視察団は日越情報通信技術大学(VKU)を訪れ、Huynh Cong Phap学長との対話からスタートしました。学長は大学の使命とビジョンについて語り、日本語特化システムエンジニア育成を通じて市場で求められる人材を輩出する重要性を強調しました。
その後、「G-JITプログラム」第3期生の開講式が開催され、視察団はプログラムの新たな段階を見守りました。NiX Education代表のNguyen Trong Nghia氏は、これまでの取り組みを振り返りながら、G-JITプログラムが学生たちのスキル向上に寄与する可能性を述べました。また、VKU副学長のHuynh Ngoc Tho氏は、このプログラムが新しい人材育成のモデルとなる期待を示しました。本年度のプログラムに入学した第3期生77名を代表して、Nguyen Tung Lam氏が自身の意気込みを語り、プログラムへの期待をさらに高めました。。
開講式後には学生交流会が行われ、学生たちは日本企業の代表者と意見交換を行いました。キャリアや採用に関する具体的な質問を通じて、将来の目標をより明確にするきっかけとなりました。
Day 2: PDU訪問と学生交流
2日目は、ダナンからハノイへ移動後、フォン・ドン大学(PDU)を訪問しました。PDUのIT学部の学生たちは積極的に質問を投げかけ、日本企業の期待や採用基準について理解を深めました。
特に、日本語での受け答えやプレゼンテーションの能力について、企業側から一定の評価を受け、学生たちが日頃から努力を重ねている様子がうかがえました。
そのほか、視察団は日本市場向けのIT企業を訪問し、ベトナムのIT市場の特徴や、日本市場のニーズに応える仕組みについて深く理解を深める機会となりました。
視察の総括と今後の展望
今回の視察を通じて、VKUおよびPDUの学生たちの努力と可能性が再確認されました。日本企業は、学生たちの熱意やスキルに対し一定の期待を寄せており、今後のさらなる成長が期待されます。視察の締めくくりに行われた懇親会では、参加者同士が和やかな雰囲気の中で交流を深め、協力関係の基盤を築く場となりました。
NiX Educationは今後も、学生と企業を結ぶ役割を果たし、VKUやPDUの学生たちが目標を達成できるよう支援してまいります。毎年2回の視察ツアーを通じて、双方にとって有益な機会を提供し続けます。
VKU大学のウエブサイト:https://vku.udn.vn/vi/
PDU大学のウエブサイト:https://phuongdong.edu.vn/
ベトナムIT企業:株式会社DEHA VIET NAMのウエブサイト:https://deha-soft.com/