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NiX Education、国際標準のデジタルバッジ「Credly by Pearson」を本格導入 ~学習成果とキャリア準備を可視化し、企業とのマッチングを加速~

nix-education.com

 ベトナムを拠点とする教育機関 NiX Education(代表:グエン・チョン・ニア) は、日本企業向けに IT 人材・日本語人材を育成する独自カリキュラムにおいて、2025年9月より デジタル認証バッジ「Credly by Pearson」 を本格導入いたします。

 本取り組みは、日本の教育企業 株式会社ウィザス(With us) とのパートナーシップのもと推進され、さらに日本経済新聞社が提供する「NIKKEIリスキリング」との連携 により、学習成果の社会的認知を強化してまいります。
 「Credly by Pearson」は世界最大規模の教育サービス企業 ピアソン社によって運営される国際規格準拠のデジタルバッジ・プラットフォームで、Microsoft・AWS・IBM など世界のトップ企業も採用しています。

■ バッジ導入の目的と仕組み

 NiXは、学習者の成果や経験を「バッジ」として可視化し、さらに複数のバッジ取得を統合することで「Pathways(認定証)」を発行する仕組みを導入します。バッジは以下の 4つの軸(Collections) で展開します。

  1. JPN: 日本語スキル(IT日本語、JLPT準拠、日本語プロジェクト学習)
  2. EX: 実務経験(リモート、日本国内インターン、来日インターン)
  3. CR: キャリアレディネス(就職準備、マインドセット、自己分析、面接演習)
  4. SC: 社会貢献(イベント・交流・学習支援活動)

■ 発行基準の透明化

 バッジの発行は、NiX独自の評価基準に基づきます。基準には以下が含まれます。

  • JPN: 出席状況、ラーニングマネジメントシステム(LMS)の成績、試験(中間・期末)、学習態度など総合評価
  • EX: インターン累計時間、受入企業からの評価(成果・チーム貢献・コミュニケーション能力)
  • CR: セミナー・ワークショップでの得点、履歴書作成・模擬面接など実践演習の評価
  • SC: イベント運営や学習支援などの貢献度(参加レベル~リーダーシップまでを定量化)

 この仕組みにより、従来の「合否」では測れない 学習の質と行動実績 を、国際的に通用する形で記録・証明します。

■ 学生・企業双方へのメリット

  • 学生にとって、努力や成長が「見える形」で証明され、SNS や履歴書で共有可能。主体性や学習意欲を高めると同時に、キャリア形成を後押しします。
  • 企業にとって、採用候補者のスキル・経験・態度を一目で把握可能。IT スキルと日本語能力を横断的に評価でき、採用の効率化やミスマッチ防止に直結します。

■ 今後の展開

  • 2025年9月: 日本語教育プログラムでのバッジ発行開始
  • 2025年11月以降: 実務経験・キャリア形成プログラムへの拡大、ベトナム大学との連携強化
  • 2026年度以降: 取得学生数1,000名以上を見込み、「日経リスキリング」等を通じて事例を発信
  • 将来的には: ITスキル(プログラミング・クラウド技術など)やAIリテラシーに関するバッジ発行も開始し、学習者の強みをさらに幅広く可視化していきます。

■ NiX Education 取締役代表社長 グエン・チョン・ニアによるコメント

「私たちは、学生の努力を国際的に認められる『証明』に変換し、日本企業にとって分かりやすい人材の可視化を実現します。With us様、日本経済新聞社様、そしてCredly by Pearsonとの協働を通じて、日越間の人材循環をさらに加速させたいと考えています。」

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