【お知らせ】建築・図面設計分野の日本企業向け 実践日本語コースを開講 – 外国籍人材の採用課題の解決へ
企業のニーズに応じたオーダーメイドの日本語教育プログラム
2025年3月8日、NiX Educationは、日本企業での活躍を目指す建築・図面設計専攻の大学生および若手社会人向けに、企業の要望を反映した実践的な日本語コースを開講しました。本コースでは、日本語の基礎から専門用語まで体系的に学び、実務に直結するスキルを習得できます。
第1期では、ベトナム・ハノイの建築系大学に在籍する4年生や、建築・図面設計関連企業に勤める社会人1〜2年目の技術者が受講しています。週3回のハイブリッド型反転授業を採用し、オンラインと対面学習を組み合わせることで、日本語力と専門知識を効率的に習得できる環境を整えています。

日本企業の新卒採用課題をサポート
近年、多くの日本企業が建築・図面設計分野の優秀な外国籍技術者を求めています。しかし、「日本語能力不足によるコミュニケーションの課題」や「業務に必要な専門知識の習得不足」などの理由から、即戦力となる人材の確保が難しいのが現状です。こうした課題を解決するため、本コースでは以下の特長を備えています。
- 専門日本語の習得:建築・図面設計業界で必要な専門用語や業務に直結する表現を学習。
- 日本語能力の向上:基礎から実践まで体系的に学び、N3/N2レベルを目指す。
- 業務スキルの強化:設計ソフトの操作、図面作成、プレゼンテーションスキルを含めた実践的な学習。
- インターンシップ機会の提供:N5修了後、日本企業のインターン採用面接を受けるチャンスを提供し、採用通過者は有給インターンとして実務経験を積むことが可能。1年のインターンでお互い適正判断した後に本採用。
企業の要望に応じたカリキュラム設計
本コースは、建築・図面設計系の日本企業の具体的なニーズをもとにカリキュラムを開発し、即戦力となる人材の育成を目指しています。NiX Educationは、大学との連携を活かし、業界で求められるスキルと日本語教育を融合させた独自の教育モデルを展開しています。
NiX Educationについて
NiX Educationは、2022年にハノイで設立され、ベトナム国内のIT系大学と提携し、キャンパス内に日本語センターを設置して日本語教育を提供してきました。「NiX Education」という名称は、日本語(Nihongo)、デジタルトランスフォーメーション(DX)、教育(Education)の3つの要素を組み合わせたものです。その名のとおり、日本語教育を通じてDXを支える外国籍システムエンジニアの育成を目指し、これまでに200名を超える学生が在籍し、日本企業で活躍するためのスキルを磨いています。
企業向けのカスタマイズ研修も提供
NiX Educationでは、企業のニーズに応じたオーダーメイドの日本語研修プログラムを提供しています。「特定の技術領域に特化した専門日本語を学ばせたい」「日本語学習を通じて、よりスムーズに業務に適応できる人材を育成したい」などのご要望に合わせたカリキュラムを設計し、運営サポートも行います。
外国籍エンジニアの採用・育成にお悩みの企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。日本語教育を通じて、より多くの優秀な技術者が日本企業で活躍できる環境を整えてまいります。